雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

ラオスダム決壊事故 天災と主張する韓国 あまり報道しないマスコミ

アゴラ『「韓国ダム」決壊で孤立のラオスに日本が救いの手』の要約
  1. 先月、ラオス南東部のアッタプー県でセピアンセナムノイダムが決壊し、周辺の村落が水没、少なくとも27人が死亡、3千人以上が家を失った。
  2. 韓国大手財閥SKグループのSK建設と韓国西部発電、タイ政府系の発電大手ラチャブリ電力、ラオス国営企業が合弁で建設していた
  3. ラオス政府は「人災(ダムの欠陥・手抜き工事)」断定。しかし、韓国サイドは「天災」で責任がないと主張
  4. ラオス政府は、ラオスと韓国の当事者二国間の水掛け論に終止符を打つため、三者による客観的調査と評価を国連などの国際機関に要請
  5. 韓国は情報戦や外交戦術に非常に長けており、調査機関の設置が決まらない
  6. ラオス政府に中国が非公式ながら、第三者として調査に協力を申し出たが、ラオス政府はラオス国内への中国の影響力の拡大の懸念から申し入れを断り、日本に協力を要請
  7. 日本は、韓国との外交問題になることを避けるため、先週日本や国際組織の非政府専門家を現地に赴かせた
  8. これらのことは日本では、あまり報道されないだろう

「韓国ダム」決壊で孤立のラオスに日本が救いの手 – アゴラ

 

所見 
 情報源をはっきりさせていないので、情報の信頼性が問われますが、8月23日に産経新聞が「ラオス政府は日本を含む海外の専門家を招いて決壊原因の解明を進め、建設企業などの責任を追及する構えだ」と報じています。また、8月25日にラオスビエンチャンタイムズ紙(Vientiane Times)も、「ラオスの首相は、ダム崩壊の背後にある真実を明らかにするために専門家を呼び出す(PM calls on experts to reveal the truth behind dam collapse)」と報じています。このことから、ラオス側が天災なのか人災なのかをはっきりさせるために海外の専門家を招いたのは事実であり、専門家を招いて調査するということは、やはり、韓国が天災と主張していることは事実と思われます。この記事の内容について、私は、信用できるものと思っています。
 アゴラの記事中に痛烈なマスコミ批判がありますが、私も同じ気持ちです。

 他の大手新聞やテレビ番組は一切取り上げずに、日々「森友・かけ・財務省」等々の日本政府のどちらかというと軽度な問題を「忖度・忖度」とあげつらう。忖度しているのはあなたたちの方だ。偽善者のレッテルを貼られても仕方ないのではないか。フェイクニュースとどこが違うのか。国民の知る権利を阻害しているのはあなた方大手メディアだ。

 今回、大手メディアが忖度しているのは韓国であり、日本の大手メディアは、中国・韓国に忖度することが非常に多いと思います。