雪風

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松井大阪府知事「民主党系・共産党の沖縄基地軽減は口先だけ」 

 8月29日の大阪府知事定例会見で、松井知事は、沖縄知事選で維新が自民・公明と共に候補者の推薦を決めたことに関して以下のように答えた。

 沖縄の皆さんの思いを踏みにじったのは、基地は県外という言葉だ。県外発言をした人達は沖縄に霞が関・永田町の政局を持ち込んでいるようにしか思えない。我々は、沖縄のみなさんの負担によって、安全保障の環境が整えられているということに感謝すべきと思っている。簡単に基地の移転と言っても、それは絵に描いた餅であり、リップサービスにすぎない。それを現実的に見せつけたのは民主党政権。5年前、沖縄負担軽減のために少しでも役にたちたいと思い、1年のうち1週間だけ(沖縄の)オスプレイの訓練を大阪で受け入れようとした。その時一番反対したのは共産党。彼らが言う沖縄の負担軽減なんていうのは口先だけ。口先だけで政治家として許せないなどと述べた。
2018年8月29日(水) 松井一郎知事 定例会見 - YouTube(20:00~)

 所見
 まず、この会見を沖縄の方々に聞いていただきたいと思いました。残念ながら、沖縄のメディアに取り上げられることはないでしょう。松井知事の会見の通り、現在の安全保障環境を考えれば、県外への基地移転は非常に難しいと思います。それにもかかわらず、できもしない県外移設を約束した民主党政権。案の定、できずに沖縄県民に失望をもたらせました。少しでも沖縄の負担軽減のためにできることをやろうとすると反対する共産党。結局、彼らは何をしたいのでしょうか?きっと、実現可能なビジョンや政策を持ち合わせていないのでしょう。立憲民主党の枝野代表の「まっとうな政治」とはいったい何なんでしょうか?