雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

産経新聞の安倍首相のインタビュー要約

         安倍首相のインタビュー要約

  • 秋の臨時国会自民党改憲案を提出できるよう党内議論を加速したい
  • 5月に李克強首相が来日し、日中関係は完全に正常な軌道に戻ったと述べ、10月下旬の訪中を楽しみにしている。その次は習近平国家主席を日本に招きたい。
  • 北朝鮮について、最終的に金正恩氏と会談しなければならない。拉致問題を解決する会談にしたい
  • 11月に訪露し、北方領土四島の帰属問題を解決し、平和条約を締結したい
  • 日米貿易摩擦については、日米両国の利益となるよう貿易や投資を拡大させるという大きな目的は、トランプ米大統領と共有している。
  • 普天間飛行場の移設問題で、沖縄県辺野古の埋め立て承認を撤回したことについて、最高裁の判決に従って粛々と対応したい。普天間基地の固定化はあってはならない。米軍基地の7割が沖縄に集中する状況は絶対に是認できない
  • 来年度からの外国人受け入れは、移民受け入れ政策でない
  • 外国人による健康保険不正利用は、不正は許さないという姿勢で望みたい

参照:安倍晋三首相、対中改善に自信「完全に正常な軌道に戻った」 産経単独インタビュー(1/2ページ) - 産経ニュース

 所見
 私が気になったのは、憲法改正、10月の訪中、外国人の受け入れの3つです。
 憲法改正は、安倍政権のうちに実施しないと今後改正できる見込みはないと思っています。
 アメリカが中国に対し、経済面・安全保障面で強硬な姿勢を取っている中で、安倍首相が中国でどのような会談になるか大変気になります。最近、中国の覇権主義的な権益拡大を警戒する国々が増える中、一帯一路やAIIBへの協力を始めとする経済協力等を打ち出したりしないか心配です。
 安倍政権は、人手不足を理由に多くの外国人の受け入れを決定したわけですが、ヨーロッパのように社会が混乱しないか、非常に懸念しています