雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

驕るメディア 高まるメディア不信

「新聞よ、おごるなかれ!」の要約

  1. メディアが、民主的な選挙の結果で選ばれた政治指導者を、選挙ではない方法で追い落とすことは、傲慢ではないのか。
  2. トランプ大統領が自分を非難する大手新聞を「アメリカ国民の敵」とまで呼んで敵視し、民主党系の新聞の報道はみなフェイクニュースと断じてしまうのは行き過ぎであることは否定できない
  3. 主要新聞側も、国民の多数派がトランプ大統領を支持する側面には光をあてず、連日連夜、トランプ大統領の言葉や行動を叩き続ける。客観報道というジャーナリズムの原則は無くなってしまった。
  4. メディアの偏向報道によって、国民はトランプ政権の経済政策のような成功したことについて、知る権利を知らず知らずのうちに奪われている
  5. 最近の世論調査では一般国民の多くがメディアの偏向報道に気づき、メディア全体への信頼度が低下している。メディアにとっていまのようなトランプ報道はみずからを傷つけるブーメランのような逆効果がある
  6. ギャラップ・ナイト財団の世論調査ではアメリカ一般国民の62%が「いまのニュースは偏向している」と答え、44%が「不正確だ」と答えた
  7. アキシオス社の世論調査では回答者の70%が「最近のメディアは情報を故意にゆがめてフェイクや虚偽を伝えている」と答えた。また共和党支持者の92%、民主党支持者の53%が「ニュースメディアを信用しない」と答えた
  8. メディアは、報道と主張を明確に区分するジャーナリズムの基本へ回帰すべきだ
  9. 日本のメディアにとっても他人事ではない

   参照元新聞よ、おごるなかれ! | NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]

 所見
 一言でいうと、メディアの報道が偏向しているという内容かと思います。米中貿易摩擦の影響がこれから現れるかもしれませんが、今の所、アメリカ経済は絶好調のように感じます。4月ー6月の経済成長率4.1%で、先進国の中では、群を抜いている数字かと思います。日本においても、トランプ大統領は差別主義者でワガママでろくでもない人のような印象の報道が多く、アメリカ経済の好調さを耳する機会がとても少なく感じ、報道が偏向しているように思えます。

 この記事に書かれているように、メディアはとても傲慢であると私は思います。メディアの役割は権力の監視といいますが、誰がそのようなことを決めたのでしょうか?憲法にも法律にも記載されていないと思います。メディア自身が勝手に権力の監視という大義名分を自ら作り出し、自分たちが都合の良いように報道し、民衆を扇動し、自分たちが都合のよいように物事を運ぼうとする姿勢が見えるように思えます。メディア報道の本来の役割は、事実を正確に伝えることと思っていますメディアが主張するなとはいいませんが、記事でも触れられているように報道と主張を明確に分ける必要があると思います

 最近のメディア不信を背景に、メディア批判を記事する媒体が少し、現れるようになりました。メディア関係者が自分たちのおごりに気づき、本来あるべき報道を行うようになればいいと思いました。