雪風

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弁護士会の懲戒処分 5年間で約500件

依頼を受けた案件を放置したり、預かり金を流用するなどしたとして、平成28年までの5年間に懲戒処分を受けた弁護士のうち、4割超を実務経験30年以上のベテランが占めることが4日、分かった。実務経験10年未満は2割弱だった。早稲田大大学院の石田京子准教授(法曹倫理)が、24~28年に全国の単位弁護士会が個人に対して出した懲戒処分519件を分析した。
弁護士数は増加を続け、今年8月1日現在で4万3人
              (略)
引用元:弁護士会の懲戒処分、4割超が実務経験30年以上のベテラン 5年間の519件を分析(1/2ページ) - 産経ニュース

 

 所見
 5年間で懲戒件数が519件。弁護士の懲戒件数、意外と多い印象を受けます。1年あたりに直すと、約104件。約4万人の弁護士がいるので、毎年、およそ千人あたり約2.5件の懲戒処分が発生していることになります。40年間ではどうなるか計算すると、千人あたり約100件となります。弁護士が弁護士業を始めてから、引退するまでに、10人に1人は懲戒処分になるということでしょうか?(計算が違っているかもしれません)。軽度の懲戒処分が多く含まれているようですが、それでも多い数字だと思いました。