雪風

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海上自衛隊潜水艦訓練 場所は南シナ海のど真ん中か 中国「不快感」示す

【北京・浦松丈二】日本の海上自衛隊の潜水艦が南シナ海で実施した訓練について、中国外務省の耿爽(こう・そう)副報道局長は17日の定例会見で「(南シナ海の)域外国は慎重に行動し、地域の平和と安定を損なう事をしないよう促す」と述べ、日本の名指しは避けながらも不快感を示した。
              (略)
引用元:海自潜水艦訓練:中国が不快感を示す 日本の名指し避けて - 毎日新聞

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 所見
 潜水艦訓練を実施した場所は、九段線(※)の少し内側に入った辺りで行ったと思っていましたが、報道通りならば、南シナ海のど真ん中で訓練を行ったことになります。中国をかなり強くけん制したように思えます。南シナ海は、日本の重要な海上交通路です。ここを中国に押さえらるのは避けたいところですが、中国が強硬に軍事拠点化しています。見通しは厳しいと思いますが、周辺諸国と協力して、軍事拠点化を防げたらよいと思いました。

 ※九段線:
 南シナ海の領有権問題に関して、中国が南シナ海全域の権利を主張するために地図上に引いている破線。断続する9つの破線で示される。2016年7月12日、ハーグの常設仲裁裁判所は「法的根拠がなく、国際法に違反する」と判断を下した(九段線 - Wikipediaより)