雪風

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日本語学校の基準厳格化 留学生の就労目的を防ぐため

外国人留学生の増加とともに増えている「日本語学校」について、法務省は設置要件を定めた告示基準を来月から厳格化する。年間を通じた授業開講を義務づけることなどが柱。教育の質の低下を抑制する▽アルバイト目的などで長期間休めるような授業日程を組めないようにする--などの目的がある。
              (略)
引用元:法務省:日本語学校の設置基準を厳格化 就労助長防ぐ - 毎日新聞

 

 所見
 引用元の記事では、日本語学校が、アルバイトで稼げると言ってアピールしたりして、留学生を勧誘し、留学生が不法就労で逮捕されたり、不法残留する留学生が多いと書かれています。こういった不正を潰すための基準の厳格化だと思います。

 留学生は週28時間、学校の長期休み期間中は1日8時間まで働くことできるようです。しかし、留学生の目的が、就労目的ならば、そのような労働時間内では学費・生活費を稼ぐのは無理だと思うので、不法就労が必然と増えるのではないかと思います。長時間働けないようなカリキュラムに変更するのは、就労目的を防ぐ手段としては有効かと思いました。さらに言えば、留学生やその家族の経済状況を日本語学校に入学する前に調べることが有効な手段かと思います。