雪風

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対中債務と影響力拡大に反発 アフリカ、ザンビアで

【10月1日 AFP】アフリカ南部ザンビアの首都ルサカで、同国の経済への影響力を強めている中国に抗議するデモが行われた。「中国はヒトラー(Hitler)と同じ」と書かれたプラカードを掲げていたのは、小政党の党首ジェームズ・ルクク(James Lukuku)氏だ。同氏はこの後、警察に連行されて数時間勾留され、一人きりの抗議デモを反すうすることになった。
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ルクク氏は、「中国はザンビアからあらゆるものを奪い取ろうとしている。犯罪的な債務を通じて、わが国の経済を乗っ取っているザンビア政府は議会の承認さえ受けずに、中国から融資を受けている」と指摘した。
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引用元:「中国にノーと言おう」 対中債務と影響力拡大に反発 ザンビア 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

 

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 所見
 ザンビアという国名は初めて聞きましたが、アフリカのいろいろな国々にも中国が関与しているようです。記事を読むとデモを行ったとありますが、少人数で行われた印象を受けたました。一帯一路の一環で、多額の融資を行い、返済できるなくなったら、ザンビアの様々なインフラを中国のものにされ、国が乗っ取られるという危機感を持っている方がザンビアにも少なからずいるようです。

 一帯一路が途上国のためになっておらず、そればかりか国を乗っ取るようなことを行為を行う中国に対する反発が増えているように思います。先日、モルディブの選挙では、親中政権が敗れ、中国一辺倒から方針を転換することになりました。今後もそのような国が増えるかもしれません。