雪風

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アメリカ軍需産業に中国の影響力

【ワシントン時事】米国防総省は5日、国内軍需産業基盤に関する報告書をまとめ、トランプ米大統領に提出した。
             (略)
特にレーダーや音波探知機、ミサイル誘導システムに欠かせないレアアースのほか、弾薬やミサイルに使われる特殊な化学薬品は中国からの輸入に依存している実態があると明らかにした。
引用元:中国、米軍需産業に影響力=原材料依存と警告-国防総省:時事ドットコム

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所見

アメリカの軍事兵器の原材料や部品には、中国からの輸入に頼っていて、安全保障上リスクがあるという報告書かと思います。

この報告書をきっかけに、アメリカからの中国製品の締め出しが強まる可能性があります。

経済と安全保障を密接に考えることができるアメリカは、素晴らしいと思います

それに比べると、日本政府は、目先の経済ありきで、安全保障や20年後・30年後といったビジョンをたてながら、政策を構築していくことがとても下手だと思います。

数年前に、中国から日本へのレアーアースの輸出を制限されました。

その時は、乗り越えることができましたが、いつ同じようなことをされるかわかりません。

日米の貿易交渉で、対日貿易赤字解消のため、アメリカは農産物の関税引き下げを求めてきました。

アメリカでは、石油等の天然資源が採掘されるので、日本は、アメリカの対日貿易赤字解消のために、石油等のエネルギー資源の輸出を求めたらどうかと思いました

日本は、石炭以外のエネルギー資源を中東に依存しすぎているので、アメリカから輸入し、中東への依存度を減らしても良いのではないかと思います。

また、南シナ海が中国に抑えられつつあるため、南シナ海を航路としないアメリカからの輸入は、有意義かと思います。