空自スクランブル、過去2番目の多さ 対中国機が最多
防衛省統合幕僚監部は12日、日本領空に接近した外国軍機などに航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した回数が今年度上半期(4~9月)で561回だったと発表した。前年同期と同数で、半期ごとの統計を取り始めた平成15年以降で2番目の多さだった。
国別では、中国機へのスクランブルが345回で最も多く、211回のロシアが続いた。他の5回は国籍不明機だった。
(略)
引用元:空自スクランブル、過去2番目の多さ 上半期561回 対中国機は58回増 - 産経ニュース
所見
今年も、スクランブル回数がとても多くなりそうです。このペースで行くとスクランブル回数が1100回を超えることになりそうです。
近年のスクランブル発信回数は、統合幕僚監部の資料によると
平成24年度: 567回
平成25年度: 810回
平成26年度: 943回(中国:464回 ロシア:473回 その他:6回)
平成27年度: 873回(中国:571回 ロシア:288回 その他:14回)
平成28年度:1168回(中国:851回 ロシア:301回 その他:16回)
平成29年度: 904回(中国:500回 ロシア:390回 その他:14回)
となっています。
http://www.mod.go.jp/js/Press/press2018/press_pdf/p20181012_07.pdf
数年で倍近く増えているようです。日本近辺の上空では領空侵犯に対する警戒、海上では、尖閣諸島のように領海侵犯の対処と、日本の防衛が大変な状況が今後も続くと思います。
やはり、防衛予算を増やすべきだと思います。このままの予算では、2~3年後に韓国にすら、防衛予算の額で抜かれます。