雪風

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ブラジル大統領選 極右のボルソナロ氏が初当選

サンパウロ=住井亨介】南米ブラジルで28日、現職テメル氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、即日開票の結果、ポピュリスト(大衆迎合)的な姿勢と過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる極右のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が、左派のフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長(55)を破り、初当選した。「ブラジル最優先」を掲げて既成政治への不満を取り込んだ。市場開放や財政再建に期待が高まる一方、強権的な政治姿勢に懸念が出ている。任期は来年1月1日から4年。
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引用元:ブラジル大統領選 極右のボルソナロ氏が初当選 - 産経ニュース

 

所見

最近、反難民・移民を訴える政党や過激な発言をする政治家が登場するたびに、ポピュリスト・ポピュリズムという言葉が出てくるのですが、何回調べてもよく理解できません。

個人的に、「ポピュリズムとは、できもしない大衆受けする政策を掲げて権力を得ようとする」というふうに理解しています。

日本でいえば、民主党政権ポピュリズム政治に該当すると思っています。沖縄普天間基地移設に関しての「県外基地移設」や「ガソリンの暫定税率廃止」、「高速道路無償化」、「子ども手当」、「無駄を失くし、財源確保」等々の大衆受けする政策を掲げ、大失敗しました。

反難民・移民政策を掲げるとポピュリズムと言われますが、理想を掲げて実施する大量の難民受入政策もポピュリズム政治に該当すると私は思っています。今後、難民受け入れに積極的なドイツ・スウェーデンの行方がポピュリズムであるか否かを証明してくれると思います。

ブラジルのボルソナロ氏は、国内をよりよい方向へ導くことができれば、極右やポピュリストなどと言われなくなるかもしれません。

参考文書:民主党マニフェスト2009