メルケル独首相も「欧州軍」支持
【ベルリン=宮下日出男】ドイツのメルケル首相は13日、仏東部ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会で演説し、「いつか真の欧州軍を創設するためのビジョンに取り組むべきだ」と述べ、トランプ米大統領の批判を受けたフランスのマクロン大統領の構想に対する支持を表明した。
(略)
引用元:メルケル独首相も「欧州軍」支持 - 産経ニュース
所見
フランスのマクロン大統領が欧州軍の構想を唱えたときは、それも大事ことと思いました。
しかし、ドイツが欧州軍を持ち出し、支持を表明するのは、もう少しドイツ軍の実態を見てからのほうが良いと思いました。
5月の産経新聞によると、現在ドイツ軍の最新鋭戦闘機128機のうち戦闘行動可能な戦闘機は、たった4機。潜水艦は、補修部品不足のため6隻すべて稼働不能。戦車244輌のうち、戦闘行動可能なのは95輌。
(【軍事ワールド】ドイツ空軍大ピンチ 使える戦闘機は4機だけ? 背景に「財政健全化」と「大連立」(1/4ページ) - 産経ニュース)
EU最大の大国であるドイツの軍隊がこのような状態で、欧州軍を創設してアメリカに頼らない防衛を唱えても、他のEU国からひんしゅくを買うだけではないでしょうか?
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