雪風

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国連移民協定、拒否相次ぐ=米に同調、欧州や豪も

【ベルリン時事】国際的に協調して移民に対応する初の枠組み「国連移民協定(安全で秩序ある正規移住のグローバル・コンパクト)」について、移民受け入れ国である欧州各国やオーストラリアで、先に不参加を表明した米国に同調する動きが相次いでいる。
             (略)
日本は対応を検討中だが、国際協調自体は「歓迎すべきだ」(外交筋)と考えている。
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引用元:国連移民協定、拒否相次ぐ=米に同調、欧州や豪も:時事ドットコム

 関連記事:難民に関するグローバルコンパクト - 雪風

 

所見

国連移民協定の内容は、川口マーン恵美氏によれば、

  1. 難民受入国の負担軽減、そのために、現在多く難民が発生している中東・アフリカの戦乱周辺国への援助の増大
  2. 第3国定住などへのアクセスを拡大
  3. 難民の自立支援
  4. 難民の自主帰還を促進
  5. 自国で人間らしい生活を送れない人、全員が移民として認められる

要するに難民・移民の権利の拡大という協定のようです。

先日、ブログで、飢餓に苦しむ人だけで約8億人いると書きました。それだけの人数を移民として、受け入れることなど不可能です。

仮に、受け入れる移民を制限したとしても、難民受け入れで混乱している国々は同然反対するでしょう。

気になるのは、日本の対応です。対応は検討中ということですが、安倍政権は移民受け入れ政策を実施するつもりなのでしょうか?

記事中には、移民受け入れ問題で自国の裁量が狭まる警戒感が強いとあります。日本が、協定を結んでしまえば、移民を押し付けられる懸念がありますが、その場合、誰が責任を取るのでしょうか?

重要な協定と思いますが、協定について日本国民にまったく説明していませんが、どうなっているのでしょうか?

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