習主席、オピオイド系鎮痛剤のフェンタニルを米に販売した者に最高刑課す 米中首脳会談
【AFP＝時事】ドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は1日、20か国・地域首脳会議のため訪れたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで首脳会談を行い、米中貿易戦争の「一時停戦」に合意した。
（略）
ホワイトハウスによると、習主席はオピオイド系鎮痛剤のフェンタニルを規制薬物に指定し、米国にフェンタニルを販売した者に中国の最高刑を科すことに同意し、「素晴らしく人道的な態度」を示した。米国に輸入されるフェンタニルのほとんどを中国製が占めている。【翻訳編集】AFPBB News
引用元：ブエノスアイレスでの米中首脳会談、主な合意事項（AFPBB News）【AFP＝時事】ドナルド・トランプ米大統領と…｜ｄメニューニュース（NTTドコモ）
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所見
フェンタニルとは、製薬会社のホームページによると、オピオイド鎮痛剤の一種のようです。
参考：http://www.shionogi.co.jp/tsurasa/treatment/opioid/
オピオイド鎮痛剤は医療用麻薬鎮痛剤で、病院で処方されている薬です。当初は、常習性がないとされていましたが、後に常習性があると判明しました。
アメリカでは、オピオイドの中毒者数や過剰摂取による死者数が急増しており、問題になっています。
１６年の時点で、処方箋通り服用しない、処方箋なしに服用している乱用者数が１２００万人弱いるようです。
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処方箋なしに服用している人は、オピオイドを病院などから入手せずに不法なルートで入手していると思われます。
不法なルートで販売される多くのオピオイドが中国で製造された物なので、今回の米中首脳会談で、中国からアメリカへ販売されるオピオイドについて話し合いがなされたと思います。
その結果、習主席は、アメリカへオピオイドを販売した者を最高刑に処すとしたことでアメリカにとっては、よい合意内容かと思います。
中国から、第三国を経由してアメリカへ渡る可能性が十分ありますが、アメリカがどう対応するのかが気になります。
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