雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

外国人雇い止め「3千人」 シャープ亀山

シャープ亀山工場(三重県)で働いていた多くの日系外国人が雇い止めされていた問題で、労働者の一部が加入する労働組合「ユニオンみえ」は3日、東京都内で記者会見し、雇い止めは3千人弱とみられると明らかにした。
              (略)
引用元:外国人雇い止め「3千人」 シャープ亀山、労組が公表 入管法審議に危機感訴え - 産経ニュース

関連記事:

あまりにも危うい「外国人労働者の急拡大」 - 雪風

不法残留の容疑で11人逮捕 46人行方不明の事件 在留カード偽造? - 雪風

 

所見

今回、大量の外国人労働者の雇い止めということで、各メディアが取り上げています。雇い止め自体は、日本人労働者に対しても日常茶飯事に行われているので、外国人労働者に対する雇い止めがいけない、けしかん、という話にはならないと思います。

問題は、外国人労働者が職を失った後です。現在は、人手不足なので、贅沢を言わなければ、今回雇い止めされた外国人労働者たちを雇う会社はたくさんあると思います。

問題は、不景気で職が見つからず、外国人労働者の失業状態が続くときです。人手不足が足りないから、海外から呼んだので、人手が余る状態ならば、帰国してもらうのが筋となります。

その時、彼らはすんなり帰国してくれるのでしょうか?今回のように労働組合に加盟したり、人権派と称する弁護士団体などの力を借り、帰国を拒否する可能性は十分あると思います。

外国人労働者が多ければ多いほど、彼らの力は強くなるため、何に対しても弱腰の日本政府が、彼らの力に逆らって、帰国させることができるか、甚だ疑問です。

すんなり帰国してくれないのならば、日本人労働者と職の奪い合いになり、日本人労働者が大量に失業する可能性があります。

また、失業した外国人労働者生活保護費を支給することになりかねません。現在は人手不足ですが、3年後に人手不足の状態かどうかはまったくわかりません。

不法残留者もきっちり取り締まることができていない状態で、外国人労働者受け入れのために入管法を改正することは、日本社会を大混乱に導き可能性があります。

そのとき、安倍首相は、日本社会を壊した政治家として罵られることは避けられないでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。 
クリックよろしくお願いします


人気ブログランキング