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中国、ガス田試掘を正当化 「主権と管轄権の範囲内」

【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は3日、中国による東シナ海日中中間線付近でのガス田試掘に対して日本政府が抗議したことについて「完全に中国の主権と管轄権の範囲内での事柄だ」と反論、一方的な開発を正当化した。日中のガス田共同開発をめぐる平成20(2008)年合意の交渉再開については「両国指導者の合意に基づき双方の作業グループが関係作業を開始するだろう」と述べた
             (略)
引用元:中国、ガス田試掘を正当化 「主権と管轄権の範囲内」 - 産経ニュース

 関連記事:中国、東シナ海ガス田で新たな試掘着手か 開発継続浮き彫り - 産経ニュース

 

所見

10月末に行われた、日中首脳会談で、安倍首相は中国側に尖閣諸島領海侵犯問題やガス田の共同開発協議の再開を求めたりしていましたが、結局、何も変わっていません。

日中首脳会談の成果は、通過スワップと一帯一路への日本企業の参加であり、中国にとって都合の良いものだったと思います。

通過スワップや一帯一路の参加は、アメリカの不評を買うのは間違いない行為であり、日米貿易交渉でもきつい条件を突きつけてくることと思います。

ガス田の開発に関しては、中国に対抗して、日本側の領域の開発を日本が開始するべきと思います

中国は、ガス田共同開発の合意など守るつもりはないと思います。

参考:外務省: 東シナ海における日中間の協力について(日中共同プレス発表)

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