米スプリントとTモバイル、ファーウェイ製品排除を検討
「米スプリントとTモバイル、ファーウェイ製品排除へ」の要約
米スプリントとTモバイル、ファーウェイ製品排除へ (写真=ロイター) :日本経済新聞より
- 米携帯3位のTモバイルUSと4位スプリントが、中国の華為技術(ファーウェイ)の製品を基地局などから排除する方向で検討している
- 安全保障面で問題があるとされるファーウェイ製品を排除することで、アメリカ政府による両社の合併承認を得やすくする狙いがある
- ファーウェイ製品を排除することを検討したことで、合併が承認される見通し。しかし、承認されない可能性もある。
- スプリント親会社のソフトバンクは現行の4Gのファーウェイなどの中国製の基地局を失くす方針を固めた。
- Tモバイルの親会社のドイツ通信最大手、ドイツテレコムはファーウェイからの機器調達を見直す
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所見
ソフトバンクがドコモやKDDIに比べ、ファーウェイなどの中国製品排除の方針を示すのが早そうだと感じていましたが、ソフトバンクの子会社スプリントとの合併も絡んでいたようです。
今後、ファーウェイなどの中国通信設備などを使っていると、アメリカ関係のビジネスを行うことが厳しくなることが予想されるので、ソフトバンクだけでなく、ドコモ、KDDIも追従すると思います。
アメリカは、中国通信設備を排除すると決断してからの動きがとても早いです。あっという間に、アメリカとその同盟国から、中国製通信設備の排除の動きを作っています。アメリカの中国に対する危機感の高さが伺えます。
それに比べると、日本は危機感もなく、ただ単に情勢に流されているだけのような気がします。
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