中国製オピオイド鎮痛薬フェンタニル カナダにも大量流入
カナダの外交情報筋によると、過剰摂取で死に至る鎮痛剤フェンタニルで安価な中国製がカナダに大量流入しており、両国の外交の上位課題であると位置づけているという。同国メディア・グローバルニュースは12月1日に伝えた。
モルヒネの50~100倍の鎮静効果があるフェンタニルは、常習や過剰摂取で死亡する危険がある。また中毒患者の増加で労働人口減少も危惧されている。北米に中国から大量流入するフェンタニルは第二の「アヘン戦争」と例えられている。
(略)
引用元:「アヘン戦争」カナダへ侵攻 中国製の鎮痛薬フェンタニル 抑制できるか
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所見
オピオイド鎮痛剤による中毒者がアメリカで大きな問題になっています。先日の米中首脳会談で、中国の習近平主席が、アメリカにオピオイド系鎮痛剤のフェンタニルを販売した者に最高刑を科すことに同意しました。
アメリカで問題になっているので、同じ北米大陸のカナダでも同様な問題が起こっていてもおかしくはありません。
先日、アメリカでは、オピオイドの中毒者の治療、中毒予防、不法入手などを防止するための対策法が成立しました。
カナダでは、アメリカのような対策法案が成立したかどうかはわかりませんが、記事によると、オピオイド鎮痛剤の問題の解決の目処が立っていないようです。
記事では、中国からオピオイドが流入するので、中国によるアヘン戦争と例えていますが、一刻も早い解決が望まれます。
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