雪風

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国連移民協定に賛成票投じたベルギー首相が辞意 協定反対デモも発生した模様

【パリ=竹田佳彦】移民問題に対する国際的対応の枠組みを定めた「国連移民協定」を巡り、賛成票を採決で投じたベルギーのミシェル首相が十八日、辞意を表明した
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協定への賛成について、連立政権を組んでいた国会最大勢力の「新フランデレン同盟」が反発して採択前に連立から離脱。
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協定の正式名称は「安全で秩序ある正規移住のためのグローバル・コンパクト」で、十日に百五十カ国以上の賛成で採択された。法的拘束力はないが、移民の正規移住を柔軟に認めることや移民の人権保護など、二十三項目の目標を掲げた。
引用元:東京新聞:国連移民協定に賛成票 ベルギー首相が辞意:国際(TOKYO Web)

関連記事:

国連、移民協定を採択 日本は賛成 ⇒ 日本は、移民受け入れの方針? - 雪風

 

所見

国連移民協定は、法的拘束力がないとはいえ、移民促進を謳う協定です。ベルギーでは、賛成票を投じた首相が辞意を表明するまで追い込まれたようです。

記事では、触れられていませんが、移民協定反対のデモが行われていたようです。

参考記事

移民協定に反対! ベルギーで極右支持者によるデモが暴徒化、警察と衝突 | BUSINESS INSIDER JAPAN

反グローバリズムの嵐「ブリュッセルで国連の難民移民移動協定に抗議」ベルギー国民の怒り No UN Migration Pact - YouTube


今回の騒動の問題点は、事前にしっかりと国民に国連移民協定をしっかりと説明せずに、強引に協定を採択したことと思います。

安倍政権は、先の入管法改正において、移民受け入れのための法律ではないと強調しました。

しかしながら、国民が知らぬ間に、移民受け入れを推進する国連移民協定に賛成し、採択に協力しました

改正された入管法は、省令によって定められる部分が多く、裁量によっては、多くの外国人労働者を永住させることも可能と思います。

将来的に、多くの移民を受け入れる方針なのは間違いないでしょう。

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