中国政府系ハッカー起訴 米、日本など12カ国被害
【ワシントン=黒瀬悦成】米司法省は20日、中国政府と関係のある中国人ハッカー2人を起訴したと発表した。2人は中国国家安全省の傘下で活動しているハッカー集団「APT10」のメンバーで、日米英や仏独など少なくとも12カ国の金融機関や電機・通信関連などの企業から情報を盗み出したほか、米国で少なくとも45以上の連邦政府機関とテクノロジー企業から情報を盗んだとしている。
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引用元:中国政府系ハッカー起訴 米、日本など12カ国被害 - 産経ニュース
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所見
最近になり、アメリカによる中国産業スパイの取締が厳しくおり、逮捕者も出ていますが、今回は、中国の国家組織に属するハッカーを起訴しました。
アメリカだけでなく、日欧の企業に対しても、行っていたようです。日本は、情報セキュリティ対策が進んでいない印象が強いです。
そのため、サイバー攻撃に対して、脆弱な社会かと思います。重要インフラなどに、セキュリティ対策の高い機器の導入、そして、一般企業や個人が使用するパソコンやスマートフォンもセキュリティ対策がしっかりと施されているものを使用することが大事かと思います。
個人が使用するパソコンやスマートフォンも、セキュリティ対策が脆弱ならば、個人情報が利用されるだけでなく、そのパソコンやスマートフォンに仕込まれたウィルスが、社会インフラに使用されているコンピューターをサイバー攻撃する可能性があります。
日本政府、イギリス政府もこの件に触れているようです。なお、中国政府は抗議している模様です。
参考記事:
中国「APT10」のサイバー攻撃、英国も発表 - 産経ニュース
中国が抗議「米側の捏造だ」 中国政府系ハッカー起訴 - 産経ニュース
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