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韓国海軍のミサイル潜水艦計画に対する疑念 自衛隊機レーダー照射事件を受けて

「“欠陥”は韓国駆逐艦か、韓国海軍組織か。海自哨戒機にレーダー照射」 一部抜粋

“欠陥”は韓国駆逐艦か、韓国海軍組織か。海自哨戒機にレーダー照射 - FNN.jpプライムオンライン

 

韓国が、今回の事態(筆者注:自衛隊機に対するレーダー照射)をどのように説明し、再発防止に努めるかは、現在の韓国海軍の野心的な計画に対する同盟国や周辺国の観方に影響するかもしれない。例えば2020年から22年にかけて、就役する予定の3隻のKSS-3潜水艦だ。
この潜水艦は、6基の垂直ミサイル発射装置を備えるとされているが、この発射装置には、地上攻撃用の弾道ミサイルまたは、巡航ミサイルが装填されるとみられている。
海上自衛隊の潜水艦が、魚雷や対艦ミサイルで敵艦対処を専らにして、地上攻撃能力がないのに対し、韓国のKSS-3は対艦能力はもちろん、海中に潜んで地上を攻撃する、というわけだ。
              (略)
韓国のKSS-3計画は、北朝鮮の計画への抑止との観方もあったが、今回の「クァンゲト・デワン」の件の説明や再発防止をないがしろにするなら、北への抑止だけなのかどうか、疑念を呼ぶかもしれない。

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所見

韓国海軍の野心的なミサイル潜水艦計画に対する同盟国や周辺国に対する観方に影響するとはどういうことなのか?疑念とは具体的に何か?

今回のレーダー照射事件により、韓国の軍事的な日本敵視姿勢が強く疑われるようになれば、ミサイル潜水艦計画は北朝鮮への抑止ではなく、潜水艦のミサイルが日本に向けられるものでないかという疑念を呼び、それが西側諸国からの観方に影響するということではないでしょうか。

さらに、深い疑念を抱くならば、北朝鮮の核を利用して、核ミサイルを搭載した潜水艦の保有を目指していると考えることができると思います。

それは、韓国の文政権の行動から十分に疑念を抱くことができると思います。文政権は、北朝鮮の制裁緩和には非常に積極的であるが、非核化の推進は非常に消極的に見えます。また、文政権は南北統一に積極的な姿勢です。

北朝鮮の核をそのまま残して統一し、核ミサイル及び潜水艦発射核ミサイルの保有した朝鮮統一国家を目指している可能性は高いと思っています。

今回の事件が、日本の防衛戦略の大きな転換点になるかもしれません。

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