中国、停船無視し、水産庁職員を乗せたまま逃走したとされる漁船の違法操業を否定 逃走の詳細は把握せず
中国漁船が水産庁の職員を乗せたまま逃走した問題で、中国側が反論。
水産庁によると、11月5日、鹿児島・西方沖の日本のEEZ(排他的経済水域)内で、違法操業の疑いのある中国船1隻を見つけ、立ち入り検査を行ったところ、職員十数人を乗せたまま、逃走したという。
（略）
中国外務省・華春瑩報道官は、「中国の漁船が越境して漁をしていたという、日本側が言っていることは事実ではない」と述べた。
そのうえで、水産庁の職員が乗船して検査したことに対し、「強烈な不満を表明する」と反発し、日本に対し、「日中漁業協定を順守するよう求める」と述べた。
また、漁船が職員を乗せたまま、逃走したことについては、「詳細は把握していない」としている。
引用元：中国「EEZ内での漁」否定 逃走の詳細「把握せず」 - FNN.jpプライムオンライン
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所見
中国側の見解として、違法操業を否定するのは構わないとして、検査のために乗船した水産庁の職員を乗せたまま、逃亡したことについて言及しないのは、おかしなことと思います。
さらに、「強い不満」を表明しましたが、漁船一隻の違法操業について、そこまで言う必要があるのかと疑問に思いました。
ひょっとすると、その漁船は、漁業目的ではなく、違う目的で鹿児島県沖で活動していたのではないかと勘ぐってしまいます。
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