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防衛省、韓国海軍艦艇によるレーダー照射事件に関する動画公開 ⇒ 韓国側「深い憂慮と遺憾を表明」

12月20日(木)に発生した韓国海軍「クァンゲト・デワン」級駆逐艦から、海上自衛隊第4航空群所属P-1(厚木)への火器管制レーダーを照射された件について、当該P-1において撮影した動画を防衛省ウェブサイトで公表しました。
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引用元:防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

 

 【ソウル時事】韓国国防省の崔賢洙報道官は28日、臨時の記者会見を開き、防衛省の映像公開に深い憂慮と遺憾を表明し、強く反発した。映像は「日本側の主張に対する客観的な証拠とはみられない」と指摘し、海上自衛隊のP1哨戒機に韓国駆逐艦が火器管制レーダーを照射した事実を改めて否定した。
             (略)
引用元:映像公開に反発=レーダー照射を再び否定-韓国:時事ドットコム

 

 

 

所見

韓国海軍艦艇による、海上自衛隊機への火器管制レーダー照射に関して、海上自衛隊機が撮影した映像を防衛省が公開しました。

公開に関し、韓国側は深い憂慮と遺憾を表明し、火器管制レーダーの照射を否定しました。

防衛省が公開した映像は約13分あり、始めから終わりまで、すべて見ました。確かに韓国側が言う通り、客観的なことはわかりません。

しかし、映像からは、海上自衛隊機の搭乗員が、韓国海軍艦船に無線で「火器管制レーダーを照射した目的は何か?」と複数回の交信を試みていることがわかり、当初から防衛省が主張していることを示していると思います。

防衛省が再三にわたり、韓国側に抗議し、韓国側は認めませんでした。

韓国駆逐艦海上自衛隊P1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題をめぐり、岩屋毅防衛相は28日午前の記者会見で、哨戒機が撮影した当時の映像を同日午後に公開すると発表した。韓国側が否定しているため、証拠を示して国際社会に訴える必要があると判断した。
             (略)
引用元:レーダー照射、午後に映像公開へ=韓国否定で証拠提示-防衛省:時事ドットコム


そして、その様子の映像を全世界へ公開しました。これは、防衛省自衛隊による、韓国に対しての熾烈な抗議と受け取れます。日本側にとって、この一件は、譲れることではなかったのだと思います。

このことについて、少しでも妥協する姿勢を見せれば、今後、中国やロシアなどから容易に火器管制レーダーを照射されることが予想できるからです。

現場の自衛隊員がこのような危険極まりない行為に安易に晒されることを、防衛省が容認するはずがありません

日本の同盟国であり、韓国の同盟国でもあるアメリカは、日本と韓国の対立が激しくなるような映像の公開を、通常は、望むとは思えません。

しかしながら、映像の公開をアメリカが静止するといった報道はありませんでした。一部で囁かれている、米韓同盟の解消はあり得るシナリオではないでしょうか。

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