ドイツ、外国人労働者受け入れ拡大 専門職不足の解消狙い
【ベルリン=宮下日出男】ドイツが欧州連合(EU)域外出身の外国人労働者の受け入れ拡大に動き出した。政府は職探しなどの要件を大幅に緩和する新たな移民法案を閣議決定。深刻な専門職の人材不足の解消を図る狙いで、経済界は歓迎だ。一方、移民受け入れに慎重な国内世論に対する影響への警戒もある。
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新法を後押するのは経済が好調な一方、少子高齢化などの影響で徐々に膨らむ労働力の不足だ。
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引用元:独、外国人労働者受け入れ拡大 専門職不足の解消狙い(1/2ページ) - 産経ニュース
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所見
ドイツが、外国人労働者の受け入れ拡大をしようとする背景には、好景気と少子高齢化による労働力不足があるようです。
日本も、先日、入管法を改正して、外国人労働者の受け入れ拡大をすることになりましたが、同じ状況です。違う点は、ドイツが専門職解消を狙っていることです。
外国人労働者の受け入れの一因が、少子高齢化による労働力不足にあるということで、先進国の出生率が気になり、調べてみました。
2106年度の出生率
フランス:1.96
アメリカ:1.8
イギリス:1.7
カナダ:1.6
ドイツ:1.5
日本:1.44
イタリア:1.35
参考:世界の合計特殊出生率ランキング - 世界経済のネタ帳
日本が群を抜いて、低いのかと思っていましたが、日本並に低い国は結構あるという印象を受けました。出生率2を超えている先進国はないというのも意外でした。
ドイツには、難民・移民を受け入れに反対な国民も多いので、今後の推移を見守っていきたいです。
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