雪風

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沖縄県水産課「辺野古のサンゴ、絶滅危惧種は移植されている」 

米軍基地移転に向けて海の埋め立てが進む沖縄・辺野古について、安倍晋三首相がサンゴは移植したとNHK日曜討論で発言して、驚きの声が上がっている。
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沖縄県の水産課は1月7日、J-CASTニュースの取材に対し、絶滅危惧種になっているオキナワハマサンゴについては移植の事実はあると答えた。
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埋め立て予定地には、ほかに大小のサンゴ約7万4000群体があると防衛局の調査が出ているが、これらはすべて、現在埋め立てしている辺野古地区ではなく、岬の反対側の大浦湾地区にあるという。
このうち約4万群体について、県は9月3日、埋め立て承認の撤回で必要性がなくなったと国の申請を不許可にしている。これに対し、防衛局が12月6日に再申請して、19年1月7日現在も審査中だ。
その意味では、埋め立て予定地のすべてでサンゴの移植が終わったわけではない。
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引用元:全文表示 | 「辺野古のサンゴ」は本当に移植されたのか 安倍首相発言の真偽、地元に聞いた : J-CASTニュース

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所見

安倍首相のサンゴ移植発言について、様々メディアが取り上げていますが、J-CASTニュースは、沖縄県水産課を取材しており、一番わかり易い記事でした。

朝日、毎日、東京、沖縄地方紙などの記事は、サンゴの移植をしたどうかという肝心な部分にあまり触れておらず、非常にわかりにくい記事でした。わかりにくくして、印象操作で安倍首相に悪いイメージを与えようとしたのかもしれません

琉球新報などの記事に、サンゴ生物学者で、東京経済大学の大久保教授のコメントが登場し、そのコメントがさらに問題の本質をわかりにくくしているように思えました。

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サンゴの生態に詳しい東京経済大学の大久保奈弥准教授は「発言は事実と異なる。サンゴを移植しても生き残るのはわずかで、そもそも環境保全策にはならない」と指摘した。
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引用元:辺野古埋め立て 首相が「あそこのサンゴは移植」と発言したが…実際は土砂投入海域の移植はゼロ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 

問題の焦点は、サンゴの移植が行われたかどうかです。サンゴの移植後の生存率の話を持ってくるので、本来の焦点がぼやけてしまいます。

さらに大久保教授は、ツイッターで以下のように情報を発信しています。

 


大久保教授は状況をよく確認しないまま、ツイッターで情報を発信したようです

安倍首相の説明は多少、不明瞭な部分はあったかもしれませんが、騒いでいるメディアは揚げ足をとって批判しているに過ぎないと思います。

 
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