雪風

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東京新聞「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」 ⇒ 官邸「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員」

首相官邸にある記者クラブの内閣記者会に上村(うえむら)秀紀・官邸報道室長名の文書が出されたのは昨年十二月二十八日。その二日前に行われた菅義偉(すがよしひで)官房長官の定例記者会見で、本紙社会部の望月衣塑子(いそこ)記者が行った質問に「事実誤認」があったとしていた。「東京新聞側にこれまで累次にわたり、事実に基づかない質問は厳に慎むようお願いしてきた」。
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森友学園に対する国有地払い下げを巡る決裁文書の改ざん問題で、本紙記者が昨年六月、財務省と近畿財務局との協議に関し「メモがあるかどうかの調査をしていただきたい」と述べると、長谷川氏から「記者会見は官房長官に要請できる場と考えるか」と文書で質問があった。「記者は国民の代表として質問に臨んでいる。メモの存否は多くの国民の関心事であり、特に問題ないと考える」と答えると、「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」と反論があった。
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引用元:東京新聞:(上)国、投入土砂の検査せず 「辺野古工事で赤土」は事実誤認か:検証と見解/官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ:特集・連載(TOKYO Web)

 

所見

官房長官記者会見で、東京新聞の望月記者が、事実誤認に基づく質問をしているとして、官邸側が抗議した一件のやり取りです。

参考:JCJ、官邸の申し入れに抗議/社会/社会総合/デイリースポーツ online


言い方は悪いですが、たかが一民間企業の新聞記者が、国民の代表と勝手に思い込んで、官房長官記者会見の場で調査要請をするのは、思い上がりも甚だしいです。

記事中で、官邸側は反論しているとおり、国民の代表は、国民によって選挙で選ばれた国会議員です。

調査を要請したいのならば、記者が一人の国民として、正式な手続きをとって、国会議員に陳情をするのが筋です。

私も、官房長官記者会見の模様をインターネット動画でしばしば見ますが、東京新聞の望月記者の質問の中には問題があるものが多いと思います。

質問内容を聞いていると、記者ではなく、活動家が主義主張をしているように感じます。

官邸側の「記者は国民の代表ではない」との趣旨の発言が気に入らなかったのか、朝日新聞の記者がこの反論は事実かどうかを菅官房長官に訪ねています。

参考:平成31年2月20日(水)午後 | 平成31年 | 官房長官記者会見 | 記者会見 | 首相官邸ホームページ(動画7:10辺りから)

記者の中には、自分たちが特別な存在であると勘違いしている人が多いように思えます。自分たちは単なる一国民であると自覚するべきであると思います。

まあ、よくも、「国民の代表として質問に臨んでいる」なんてことを記事に書きましたと呆れます。選挙で選ばれているわけでもないのに恥ずかしくないのでしょうか?


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