米朝会談不調.......平壌には米連絡事務所を設置する方向
【ハノイ=吉村英輝】米朝首脳会談が再開されたベトナム・ハノイでは28日午前、前夜の会談の模様などから、合意を予測した楽観ムードが漂っていた。会談再開に先立ち、トランプ米大統領は「(会談は)成功するだろう」、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「素晴らしい結果を確信している」とも述べていた。合意失敗の一報に、世界から集まったメディアは色めき立った。
(略)
引用元:楽観ムード一転…どよめいたメディア 米朝会談不調(1/2ページ) - 産経ニュース
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所見
会談前には、アメリカに届く核ミサイルのみの廃止に合意し、制裁解除をするのではないかという日本にとって最悪の展開を予想する声もありましたが、それは杞憂だったようです。しかし、安易な制裁解除は、イラン制裁にも影響を及ぼすので、冷静に考えれば、その可能性は低かったかと思います。
北朝鮮側は全面的な非核化を実施するつもりはないにも関わらず、制裁の全面解除を求めたようです。
非核化、拉致問題の解決へ進むことが理想ですが、北朝鮮の要求を安易に呑んで、北朝鮮の思惑通り進むことが最悪のケースかと思います。
不調に終わった会談ですが、平壌にアメリカ連絡事務所の設置をする方向になったようなので、今後も米朝の非核化交渉の継続は期待できると思います。
参考:平壌へ連絡事務所設置へ 米朝首脳が一致 (写真=ロイター) :日本経済新聞
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