韓国通女優、日韓の価値観の違いを話す.....女優の黒田福美氏
「韓国には日本人の怒りが伝わっていない」女優の黒田福美氏より一部抜粋
参考:「韓国には日本人の怒りが伝わっていない」女優の黒田福美氏 :日経ビジネス電子版
- 日韓関係に詳しい多くの識者と同様、「韓国は従北のために、米国や日本から距離を置こうとしている」と感じている。
- 遺憾という言葉は、韓国では日常的に使う。同じ「遺憾」という漢字語があるために、通訳も意訳することはできない。日本政府が「遺憾」と言っても、韓国語に翻訳されると非常に軽い感じにしか聞こえない。
- 日本人の道徳観は「善悪」が基本。韓国人は「損得」が大切。韓国人は「ゴールポストを動かす」といわれますが、おそらくそんな意識はない。言葉の重みが日本人と違うから
- 言葉は韓国人にとって相手を自分の思う通りに動かす手段なので、自分の発した言葉に責任があるという意識が薄い
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所見
とても興味深い話です。「遺憾」は日常的に使う言葉だから、遺憾と言っても、非常に軽い抗議と受け取れるようです。ここ最近、日本政府が「遺憾」という言葉を乱発したので、私自身も抗議のうちに入らないのではないかと思ってしまいます。
それもあってか、菅官房長官は、「遺憾であり事態は深刻」「極めて深刻な状況」という表現をするようになりました。日本の外交は、基本的に弱腰対応なので、いくら強い表現をしたところで、相手に怒りが伝わらないと思います。時には、制裁などの対応を示して、目に見える怒りをぶつけることも重要だと思います。
興味深いかったのは、「損得が大切」「言葉は相手を自分の思う通りに動かす手段なので、自分の発した言葉に責任があるという意識が薄い」部分です。言葉は相手を思いどおりに動かす手段であり、自分の発言に責任を感じないので、「こういうふうに約束しよう」と相手と約束を交わしても、後日、損得勘定で、損だと思えば、平気で約束を破るということなのでしょう。
自分の発言に責任を感じないという部分で、最近の例を持ち出すとすれば、韓国国会議長の文氏の天皇陛下謝罪要求に関連して、文氏は、「10年前に天皇から韓国に行きたい、仲立ちしてほしいと言われた」と発言したことでしょうか。天皇陛下と面会の事実もないのに、すぐに嘘とわかるような発言をしました。
個人的は、韓国人は、序列(上下関係)を非常に気にするように思えます。序列が上の者は、下の者に対して、理不尽な行いをしても構わないという価値観を持っているように思えます。彼らは、日本を格下に見ており、それが、日本側への過大な要求につながっているように感じます。
韓国ほどではないにせよ、このような価値観は中国にも当てはまるような気がします。外国人と接する時は、こういった価値観の違いを念頭に接することが重要だと思いました。
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