米大統領、ゴラン高原のイスラエル主権承認.........菅官房長官「我が国は認めない」
[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ゴラン高原についてイスラエルの主権を正式に認める宣言に署名した。総選挙を来月に控え、苦戦するネタニヤフ首相の追い風になるとみられている。ゴラン高原は、イスラエルが1967年にシリアから奪い、81年に併合した。
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引用元:米大統領、ゴラン高原のイスラエル主権承認 ネタニヤフ首相支援
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は26日午前の記者会見で、トランプ米大統領が中東・ゴラン高原のイスラエル主権を承認する文書に署名したことに関し「わが国はイスラエルによるゴラン高原の併合を認めない立場であり、変更もない」との認識を示した。
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引用元:イスラエルのゴラン高原併合「認めない」 菅官房長官 トランプ氏の主権承認文書署名で - 産経ニュース
所見
これについては、アメリカを支持することはできませんし、日本の対応は至極真っ当なだと思います。これを認めたならば、武力で領土を奪っても構わないことを認めることになります。
アメリカは、中国が武力で奪った南シナ海の南沙諸島などを中国領土と認めていませんが、今回のゴラン高原のイスラエルの主権を承認することは、ダブルスタンダードになり、中国にも指摘されることになると思います。
アメリカの過度なイスラエル擁護や第一主義は、アメリカの影響力低下を招くことに繋がるのではないかと危惧します。
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