米トランプ大統領、グーグルCEOと会談 グーグルCEO「中国でなく米軍に協力」
【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は27日、米グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)と会談し、「(ピチャイ氏が)『中国軍ではなく米軍に全面的に協力する』と強く述べた」とツイッターで明らかにした。米軍のプロジェクトに距離を置く一方で中国で事業を続けるグーグルに対し、トランプ氏や国防総省幹部が批判を強めていた。
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引用元:グーグルCEO「中国でなく米軍に協力」 トランプ氏会談 :日本経済新聞
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所見
トランプ大統領が直接グーグルCEOと会談したことに驚きました。先日、米軍の制服組トップが、議会の公聴会でグーグルの先端技術が中国に流出し、中国軍に利用されることについて懸念を表しました。
グーグルは、米軍との協力事業を社員からの反対意見を理由にあっさり中止したように見えましたが、中国向け検閲機能付き検索エンジン、ドラゴンフライ計画の凍結は、渋っているように感じました。
グーグルはアメリカの国益よりも中国の国益を優先しているのではないかという疑念をアメリカ大統領までも抱いているという印象をアメリカ国民に与えることにより、グーグルの行動を牽制する狙いもあるのかもしれません。
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