雪風

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米陪審「オピオイド鎮痛剤の乱用招いた」 製薬会社創業者に有罪評決 

[2日 ロイター] - 米製薬インシス・セラピューティクス(INSY.O)の創業者らが医師に賄賂を渡して依存性のあるオピオイド鎮痛薬を患者に処方させた罪に問われていた裁判で、ボストンの連邦陪審は2日、有罪の評決を下した。
              (略)
同剤はがん患者の使用に限られているにもかかわらず、それ以外の患者にも処方されたとされ、オピオイド薬の乱用拡大を招いたとして、最高20年の禁錮刑を言い渡した。被告側は罪を認めておらず、弁護団は上訴する構え。
引用元:米陪審、製薬会社創業者に有罪評決 「オピオイド薬の乱用招いた」 - ロイター


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所見

2017年10月27日付のニューズウィーク日本語版によると、同年10月26日に、アメリカ当局は、医師らに賄賂を渡し、鎮痛剤「オピオイド」を必要ない患者にまで処方させたとして、米製薬会社大手インシス・セラピューティクス社の最高経営責任者らを逮捕したと報道しています。

オピオイド鎮痛剤の中毒がアメリカ社会で大きな問題になっていることは知っていましたが、製薬会社の創業者が逮捕されていたことは知りませんでした。アメリカの司法制度がよくわかりませんが、裁判の結果、有罪で禁錮20年が言い渡されたとのこと。被告側は上訴するようなので、今後、有罪か無罪になるかは今後の裁判の結果を見なければわかりません。

トランプ大統領は、アメリカ大統領選挙の最中から、オピオイド中毒の問題を積極的に取り上げていました。その対策にも熱心だったことから、今回の裁判は、大統領の意向が働いているかもしれません。

トランプ大統領のイメージを悪く伝えるメディアが多いですが、このような事例を見れば、メディアが大統領の人物像を正しく報道していないことがわかると思います。

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