中国人権派弁護士、4年ぶり妻子と面会 709事件で拘束された弁護士
中国で人権派の弁護士らが4年前、一斉に拘束された問題で、これまで面会が一切許されてこなかった弁護士とその妻の面会が初めて認められました。2015年、中国で一斉に拘束された弁護士の1人で実刑判決を言い渡された王全璋弁護士は、これまで家族との面会が許されず、国際社会から批判の声が高まっていましたが、28日、初めて妻らとの面会が許可されました。「彼とまともにやりとりができなくなりました。これは彼の精神状態が正常ではない証しです」(王全璋弁護士の妻 李文足さん)
(略)
引用元:中国人権派弁護士、4年ぶり妻子と面会 TBS NEWS
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所見
709事件で拘束され、裁判が開かれるまで、1200日以上拘束された弁護士です。今年の1月に、国家転覆罪で懲役4年6ヶ月になりました。
709事件:
警官と男が殴り合いになり、警官が発砲し、男が死亡。人権派弁護士たちが警官の殺人を追求したことがきっかりで、2015年7月9日、人権派弁護士が一斉に拘束された事件
記事によると、面会の許可がおりた理由は、G20が開催される中国の人権問題に対する国際的な批判をかわす狙いがあるだろうとしておりますが、明らかになっていないようです。
弁護士の妻の話では、精神状態が正常ではないと訴えていることから、問題のある拘束行為をしている可能性があると思います。
裁判前に1200日以上も拘束するような中国との犯罪者の身柄引き渡し協定に対して、香港市民が大規模なデモを行い、反対を強く表明するのは至極当然のことと思いました。
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