雪風

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愛知県知事「慰安婦像撤去求めた名古屋市長発言は違憲の疑い」 愛知トリエンナーレ ⇒ 海外国家元首の肖像画を焼いた映像作品もOKするのか?

愛知県の大村秀章知事は5日の記者会見で、同県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」での「平和の少女像」などの展示中止を河村たかし名古屋市長が求めたことに関し、「表現の自由を保障した憲法21条に違反する疑いが極めて濃厚ではないか」と批判した。
            (略)
引用元:愛知知事、市長発言は違憲の疑い 少女像展示巡り批判 | 共同通信


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所見

愛知県で開催された「あいちトリエンナーレ」という芸術祭で、慰安婦像が展示されました。それに対し、川村たかし名古屋市長が、大村愛知県知事に展示中止を要請しました。それに対し、大村知事は、展示中止の要請は、表現の自由を保障した憲法21条に違反する疑いがあると批判した模様です。

はっきり言って、大村知事は、往生際が悪いと思います。大きな問題に発展してしまったことを謝罪するべきでしょう。表現の自由を持ち出すならば、愛知県が深く関わっている「あいちトリエンナーレ」で、アメリカのトランプ大統領や中国の習近平国家主席肖像画を焼いた映像作品を展示してみたらどうでしょうか

それは、愛知県という自治体が、アメリカ大統領や中国の国家主席を侮辱しているというメッセージに他なりません。愛知県が、どんなに侮辱する意図はなく、芸術と説明しても、彼らは納得しないと思います。

アメリカや中国から抗議が来て、外交問題に発展するのは目に見えています。その時、愛知県は、表現の自由を盾にして、展示を続けるというのでしょうか。また、愛知県はアメリカや中国との外交問題に発展した際に、愛知県自身が責任を取れるのでしょうか。

公的な催しならば、不適切なものを展示させないのは、当然かと思います。慰安婦像を、どうしても展示したいのならば、慰安婦像の作成者や慰安婦像を鑑賞したい人たちが、ビルの一室でも借りて、展示会を行えば済むだけの話かと思います。

下品な話になりますが、大村知事は、「あいちトリエンナーレ」でポルノビデオを芸術と称して展示されても、そのまま展示を継続するのでしょうか・・・


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