豪州地方当局 中国文化講座「孔子課堂」閉鎖決定
豪州のニューサウスウェールズ州の教育局は1年以上の調査を経て、公立学校13校が契約した中国語および文化講座「孔子課堂(クラス)」を、契約更新せず、閉鎖することを決めた。孔子課堂は中国共産党の宣伝機関とみなされており、講義内容が中国政府のプロパガンダであり、オーストラリアの学問の自由を傷つけていると指摘されてきた。
(略)
中国教育部は139の国・地域に505の孔子学院、1008の孔子課堂(大学以下のレベルに設置された同機関)を設置した。日本には、早稲田大学、立命館大学、桜美林大学、工学院大学、武蔵野大学など20以上の教育機関に設置されている。
引用元:豪州地方当局、13孔子課堂の閉鎖を決定
所見
孔子課堂と孔子学院の違いが、記事からではよくわかりませんが、孔子学院の規模が小さなもののような感じです。
孔子学院が中国共産党のプロパガンダを行っているということは、最近、よく言われれるようになりました。アメリカでも、孔子学院の閉鎖がいくつかあるようです。
孔子学院を設置することにより、中国に批判的な教育内容が圧力で潰される可能性もあるのではないかと思っています。中国人留学生自体も、中国の人権弾圧・台湾・チベット・ウイグルなどに関する講義・研究に圧力を加えて、変更させているとの報道もあります。
日本でも、孔子学院設置や中国人留学生の受け入れについて、議論する必要があると思います。
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