雪風

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米の対中関税「第4弾」発動、中国も即時報復

ワシントン=鳳山太成】トランプ米政権は1日、1100億ドル(約12兆円)分の中国製品を対象に制裁関税「第4弾」を発動した。家電や衣料品など消費財を中心に15%を上乗せした。中国も同時に米国の農産品や大豆などに報復関税を課した。
             (略)
引用元:米の対中関税「第4弾」発動、中国も即時報復 :日本経済新聞


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所見

アメリカが、対中関税第4弾を発動し、中国も即時に対抗関税を発動したようです。中国側は、アメリカ大統領選挙まで時間稼ぎするつもりではないかと思われます。次期大統領選で大統領が変われば、対中政策が変わることを期待しているのかもしれません。

日経新聞は、保護貿易に傾くアメリカを批判する論調ですが、これはおかしいと思います。中国市場の閉鎖性、知的財産権の侵害、技術移転の強要、国有企業への過大な補助金などが、公平な企業間競争を阻害し、アメリカの利益を損ねているから、アメリカは怒っているわけです。もちろん、世界の覇権争いも含まれますが、中国市場の閉鎖性などを問題視せずに、アメリカの保護貿易的な措置を批判するのは、ナンセンスです。

アメリカだけでなく、日欧も中国の市場の閉鎖性や知的財産権の侵害など、不利益を被っているので、中国側に強く改善を求めるべきでしょう。

 

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