韓国向けフッ化水素 8月の輸出「ゼロではない」.....経産省が発表
本日財務省から発表された貿易統計に関連して、8月の大韓民国向けフッ化水素輸出がゼロになったとの一部報道がありますが、許可の対象となるフッ化水素は8月中も大韓民国に輸出されていることを経済産業省として確認しています。
日本から輸出されるフッ化水素については、貿易統計上、国内における加工・製造の工程等によって、「フッ化水素（HS2811.11-000）」以外にも「再輸出品（HS0000.00-190）」として計上される場合もあり得ます。
（略）
引用元：8月の大韓民国向けフッ化水素輸出量について （METI/経済産業省）
関連記事：韓国への半導体材料の輸出手続きの優遇措置停止 来月４日から - 雪風
所見
財務省の貿易統計を元に、メディア各社が、8月の韓国向けのフッ化水素の輸出を「ゼロ」と報じました。しかしながら、経産省は、8月に韓国向けのフッ化水素の輸出を確認しているそうです。
経産省の説明によると、貿易統計上、「フッ化水素」の項目だけでなく、「再生輸出品」として計上されることもあるとのことです。
しかしながら、「フッ化水素」の項目に、輸出量が計上されないということは、フッ化水素の韓国向け輸出量はかなり少ないのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリックよろしくお願いします
