雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

名古屋市長、表現の不自由展「再開合意」を批判 あいちトリエンナーレ

愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止された「表現の不自由展・その後」をめぐり、芸術祭と不自由展の実行委員会が展示再開で合意したのを受け、名古屋市河村たかし市長は30日の定例記者会見で「市も主催者の芸術祭で政治的な作品を展示するのは、世論のハイジャックになり、とんでもないことだ」と批判した。河村市長は「市の公金が投下されており(再開は)行政が作品の主張を認めることになる」と指摘。
              (略)
引用元:「世論のハイジャックだ」 名古屋市長が「不自由展」再開合意を批判 - 産経ニュース

関連記事:
朝日新聞官邸クラブ「日本人に対するヘイトスピーチは違法でない」 - 雪風
あいちトリエンナーレへの補助金 文化庁が全額不交付決定 「申請手続きが不適当」 - 雪風

 

所見

残念ながら、表現の不自由展が再開されるようです。名古屋の河村市長が言うように、愛知県や名古屋市の公金があいちトリエンナーレに投入されており、表現の不自由展の再開は、行政が、慰安婦20万人連行、昭和天皇侮辱等々の主張を認めることになります。せめてもの救いは、文化庁補助金の交付をやめたことです。

今後、慰安婦20万人強制連行を否定すると、今回の表現の不自由展を理由に、日本の公的機関も慰安婦20万人強制連行を認めていると反論される可能性は大きいと思います。

また、今回の表現の不自由展は、慰安婦像の展示や天皇を侮辱したり、日本を貶める展示物を公的な催しで展示したというアリバイを作られてしまいました。表現の不自由展の実行した関係者は、今回の展示の実績を元に、各地の地方自治体の公的な催しで、これらに類するものを展示するように働きかけていくと思います。

あいちトリエンナーレの最高責任者である大村知事の責任は重大だと思っています。それと同時に、美術関連の業務経験が殆どない津田氏が芸術監督に選ばれ、表現の不自由展が実施されるようになった経緯と理由を明らかにする必要があると思います。

個人的に、今回の表現の不自由展は、津田氏本人のアイデアとは思えません。入れ知恵をしたものがいると思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリックよろしくお願いします


人気ブログランキング