雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

顔認証技術のベンチマークテスト NECが1位 2位は中国YITU 3位が米マイクロソフト

NECは3日、米国標準研究所(NIST)が実施した最新の顔認証技術のベンチマークテスト「FRVT2018」で、第1位の性能評価を獲得したと発表した。1200万人分の静止画を使った顔認証でエラー率0・5%を達成し、17年の動画の顔認証ベンチマークに続き、5回目の世界1位を獲得した。
             (略)
今回のベンチマークの順位について「トップ10のうち8社が新規登場するなど、顔ぶれが入れ替わった」と、同分野での研究開発をめぐる競争の厳しさにも言及した。2位は中国YITU、3位は米マイクロソフトだった。
引用元:NECが世界1位!顔認証1200万人分、エラー率0.5%

 

所見

米国標準研究所が実施した顔認証技術のベンチマークテストで、NECが第一位の性能評価を獲得したようです。顔認証技術といえば、国民の監視業務に使っている中国が、とても進んでいる印象でしたが、NECが中国企業を抑えたというのは意外でした。

NECの公式HPでも、このニュースは取り上げていますが、具体的にどのような顔認証試験を行ったのかは、わかりませんでした。静止画による顔認証とありますが、例えば、実際の人間の顔をカメラで捉えて、データベース内にある顔画像と照合したのか、あるいは、顔画像同士で照合したのか、詳しく知りたいところです。

エラー率というのは、顔認証を間違える率のことと思いますが、0.5%は少し多すぎるような気もします。200人の顔認証を行うと、1人の顔認証は間違えるということなので、顔認証システムの信頼性は、まだまだといったところではないでしょうか。

日本のエレクトロニクス産業の存在感が薄い昨今、久しぶりに明るいニュースを聞きました。他国企業に負けないで頑張ってほしいところです。


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