雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

温暖化の主要因は太陽活動の活発化 二酸化炭素が大幅な温暖化をもたらす証拠はない....エルサレムのヘブライ大学教授

「気候変動の疑似科学が一般的に受け入れられるようになった理由」の要約

気候変動の疑似科学が一般的に受け入れられるようになった理由より

 

  1. 20世紀の温暖化のほとんどは人為的であり、温暖化の主な原因は、気候は二酸化炭素の増加。将来、大きく温暖化し、それは、すぐに起こるという話がある
  2. しかし、二酸化炭素が大幅な温暖化を引き起こすという直接的に裏付けた証拠はない。
  3. 逆に、二酸化炭素が過去5億年で10倍増加したが、気温との関連性が見つからなかったという証拠はある
  4. 20世紀の温暖化の主要因は、太陽活動が非常に活発になったためであり、温暖化の主な原因は人間の活動によるものではない。そのため、二酸化炭素増加による将来の温暖化は、予想よりも、はるかに小さなものになることは明らか。
  5. それにも関わらず、一般の人々が触れる気候変動に対する見方は非常に歪んだものとなっており、避けられない災難として人々に伝えられている。
  6. 一般の人々がこのような考え方を持っていることを踏まえると、グレタ・トゥーンベリさんのような児童活動家が現れる現象は驚きではない。もっとも厄介なのは、このような考え方により、科学を一般の人々に伝えにくくなっていることだ。
  7. 先月私が受けたフォーブス誌の取材がその一例。記事がネットで掲載された数時間後、「当社の編集基準を満たさなかった」という理由で編集部に削除された。いかなる科学的な議論も政治的に正しくないものとなった今、一般の人々は擬似議論による破滅的なシナリオを受け入れるようになってしまった。

 

所見

記事を執筆したのは、エルサレムヘブライ大学、Nir Shaviv教授という方です。私も、地球温暖化の原因が、二酸化炭素の増加によるものという見解に疑問を感じています。

空気中に存在する二酸化炭素の濃度は、0.04%に過ぎません。二酸化炭素の増加により、温暖化が懸念されていますが、その増加量は、0.01%程度です。このような量で地球全体を大幅に温暖化するのでしょうか?

空気を詰めた容器と100%の二酸化炭素を詰めた容器を温め、温度変化を示した実験結果を見たことはあります。二酸化炭素を詰めた容器内の温度は、明らかに空気を詰めた容器内の温度よりも高くなります。

しかしながら、空気を詰めた容器と二酸化炭素0.01%程度の濃度を増やした空気を詰めた容器との温度上昇変化を比べた実験結果をみたことがありません。

二酸化炭素濃度の上昇と気温上昇が、連動しているからと言って、二酸化炭素地球温暖化の原因と断定するには、厳しいものがあると思います。

温暖化は進行しているように思っていますが、二酸化炭素増加による温暖化には、納得できず、懐疑的です。また、ほとんどの科学者が、二酸化炭素増加による温暖化を支持していると言われていますが、多くの科学者が支持しているから、正しいとは限りません。

4年前には、NASAにより、南極大陸の氷は増加中という研究結果が発表され、南極の氷が溶け、海面上昇に繋がっているという従来の説を覆す可能性も出ています。

温暖化と話は変わりますが、原発安全神話も、多くの専門家が「原発は安全」と言った結果、生まれたものでした。ですが、福島第一原発事故は発生し、その結果、原発安全神話は崩れ去りました。

最近就任した小泉環境相が、具体策もなく、二酸化炭素削減を叫んでいますが、その前提となる二酸化炭素増加による地球温暖化について、議論する必要があるのではないでしょうか。

参考:
「二酸化炭素温暖化説」は疑似科学? – 諌山裕の仕事部屋
広瀬隆「二酸化炭素温暖化説の嘘が警告する地球の危機」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
http://www.venus.dti.ne.jp/~inoue-m/on_co2.htm#1

 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリックよろしくお願いします


人気ブログランキング