雪風

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米医薬品大手J&Jに8600億円の賠償命令 統合失調症薬の副作用

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のヤンセン部門の統合失調症薬による副作用で乳房が女性化したとするメリーランド州在住の男性が起こしていた訴訟で、ペンシルベニア州裁判所の陪審は、ヤンセンに80億ドル(約8600億円)の懲罰的損害賠償金を支払う義務があると認定した。
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今回の懲罰的賠償認定が控訴審で支持される公算は小さいが、それでもJ&Jにとっては悪い前兆となる。同社の米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、リスパダールを巡る訴訟は1万3000件を超える。
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引用元:J&Jに8600億円の懲罰的賠償義務と米陪審-米国で今年の最高額 - Bloomberg

 
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所見

オピオイド鎮痛剤の依存症が蔓延するアメリカで、多数の製薬会社が訴訟されているようですが、今度は、統合失調症薬の副作用で、訴訟されたようです。

記事によれば、8600億円の賠償は、控訴審で支持される可能性は低いとしながらも、1万3千件訴訟を抱えるJ&Jにとっては、悪い前兆になると指摘されています。

薬の副作用や訴訟の詳細を知らないので、なんとも言えませんが、アメリカでは、医薬品に関する訴訟が多い印象を受けます。医薬品は、病気の治療に必要ですが、危険な副作用もあるということを頭に入れておいたほうがいいと思います。

日本では、医薬品に関する訴訟をあまり耳にしませんが、近年、多剤併用(複数の薬の服用)で、かえって健康に悪影響を与えているとの指摘がされているようです。こうした問題は、患者本人だけでなく、保険料を支払っている健康な方にとっても不利益なので、改善すべき必要があると思います。

 

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