雪風

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欧州議会、無期懲役の著名ウイグル人学者にサハロフ賞授与.......直ちに釈放要求

【10月24日 AFP】(更新)欧州連合EU)の欧州議会(European Parliament)は24日、人権擁護活動などで功績のあった人物に贈る「サハロフ賞(Sakharov Prize)」を著名なウイグル人学者のイリハム・トフティ(Ilham Tohti)氏に授与した。議会筋がAFPに明らかにした。北京の大学の元経済学教授で、トフティ氏は2014年、中国の裁判所から「国家分裂罪」により無期懲役の判決を言い渡された。外国政府や人権団体からはこの判決について非難の声が上がっていた。 欧州議会のダビド・サッソリ(David Sassoli)議長は本会議で中国当局に対し、トフティ氏を直ちに釈放するよう要求。「欧州議会は彼の働きに全面的な支持を表明するとともに、中国当局に対し、直ちに彼の釈放を求める」と述べた。
            (略)
引用元:欧州議会、無期懲役の著名ウイグル人学者にサハロフ賞授与 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News


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所見

日頃人権を声高に叫ぶEUが、中国の人権問題には大人しいイメージでしたが、珍しく?中国の人権問題に声を上げました。無期懲役で勾留されているウイグル人学者イリハム・トフティ氏に、人権擁護活動に功績があったとされる人に贈られるサハロフ賞を授与しました。さらに、釈放を要求しました。

近年になり、中国国内の自由がどんどん狭まっているように思えます。この流れは、止まらずに、どんどん厳しくなると思います。また、中国へ仕事で行った日本人も、十人以上が、スパイ容疑で拘束されています。今後、日本の企業などの機密情報(安全保障や技術情報なども含む)を得る目的で、問答無用で拘束する可能性があると思います。

米中対立が始まり、アメリカが中国のウイグル問題に対して批判を始めてから、少しずつですが、ヨーロッパも中国の人権問題に対し、批判を始めた印象を受けます。


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