スペインやり直し総選挙 「厳しい移民政策」掲げる政党、第三党に躍進
【11月11日 AFP】10日に投開票が行われたスペインの総選挙（下院、定数350）で、ペドロ・サンチェス（Pedro Sanchez）首相率いる与党・社会労働党（PSOE）は第1党にとどまるものの過半数に届かず、一方、新興極右政党ボックス（VOX）が第3政党に上り詰めた。数年にわたる政治的混乱が、この結果でさらに深まることになりそうだ。同国の総選挙は、過去4年で4度目。サンチェス首相率いるPSOEは、4月の総選挙で勝利したものの過半数の議席を得られず、連立交渉にも失敗。その後数か月にわたって議会運営が行き詰まったため、やり直しの総選挙が実施された。
（略）
引用元：スペイン総選挙、極右が第3政党に躍進 与党は過半数届かず 写真4枚 国際ニュース：AFPBB News
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所見
スペインでは、４月に総選挙を実施したばかりでしたが、与党の議会運営がうまくいかずにやり直しの総選挙を実施したようです。
やり直し総選挙を実施しましたが、与党は、過半数取れずに与党の目論見は失敗し、逆に、４月に初めて国政議会に議席を獲得した「ボックス」が躍進したようです。４月に２４議席獲得しましたが、今回は５２議席獲得しました。
西欧・北欧では、移民・難民に寛容な政策に批判的な意見を持つ有権者が一定数以上いる模様です。
日本は多くの外国人を受け入れる方向へ向かっていますが、欧州の移民政策の行方を注意深く見ていくことが重要だと思います。
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