中国のウイグル人弾圧疑念 米英独が批判.......この状況下でも、安倍政権は中国国家主席を国賓で呼ぶ模様
中国政府による新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族への弾圧の様子を示した内部文書を巡り、欧米の批判が強まっている。
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引用元:中国のウイグル弾圧内部文書、欧米が批判強める (写真=ロイター) :日本経済新聞
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中国共産党体制が新疆ウイグル自治区でイスラム教徒少数民族ウイグル族らを組織的に拘束し、監視していたとする内部文書が明らかになったことについては「新疆ウイグル自治区の人権状況についても懸念を持って注視をしている」と説明。「わが国の立場についてはさまざまなレベルで機会をとらえ、中国側にしっかり伝えてきている」と強調した。一方で、香港やウイグルでの中国の人権侵害が、来年春に中国への習近平国家主席を国賓として迎えることへの影響については「考えていない」と否定した。
引用元:菅官房長官、米国の香港人権法成立「香港情勢の憂慮は変わりない」 - 産経ニュース
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所見
ウイグル人弾圧の内部文書を巡って、米英独が批判しました。記事によれば、
と批判。ちなみに日本政府の姿勢は、懸念を持って注視しているだそうです。外務省の記者会見でも、共同通信の記者が、中国の人権問題について、茂木外務大臣に厳しく問いただしていますが、歯切れが悪いです。
ウイグル弾圧の実態については、報道を鵜呑するのは危険ですが、100万人以上のウイグル人を強制収容所に収容しているとの報道が頻繁に行われている以上、中国が疑念を払拭するためには、英国政府は求めているように、国連監視団の受入が不可欠かと思います。
過去に発生した人権弾圧でなく、現在進行系で行われているとされる人権弾圧なので、第三者が検証すれば、ウイグル人弾圧が本当か嘘かの判別は容易かと思います。
ウイグル人弾圧に関する記事などで、ウイグル人弾圧を新たなホロコーストと表現しているものも見かけます。
安倍政権は、どうしても、中国国家主席を国賓で招きたいようですが、「日本は、ナチスのような中国共産党の味方」というレッテルを貼られる可能性もあることも十分に懸念すべきです。もちろん、国賓となれば、天皇陛下と謁見することになり、天皇陛下も同類に見られることは間違いなく、天皇陛下の権威も落とす行為になるかもれしれないということを忘れてはいけないと思います。
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