「ロシア・中国・韓国に親しみを感じない」 7割超 内閣府世論調査
内閣府が発表した20日の外交に関する世論調査において、「ロシア・中国・韓国に親しみを感じない(親しみを感じない+どちらかというと親しみを感じない)」が7割超でした。
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所見
ロシアについては、親しみを感じるが微増、中国については、親しみを感じる、親しみを感じないともに変わらず、韓国については、親しみを感じるが減少、親しみを感じないが増加しています。
対露、対中感情はあまり変化が見られなく、対韓感情は悪化しています。対露・対中感情は以前からよくありませんでしたが、今回、対韓感情が悪化したことが特筆すべきことかと思います。
ロシアとは北方領土問題、中国とは尖閣諸島の領海侵入などがあり、ロシア・中国に対する感情はあまり良くないものでした。韓国に対する感情悪化は、韓国での観艦式での海上自衛隊の旭日旗掲揚問題・旧朝鮮半島出身労働者問題・レーダー照射問題・韓国国会議長による天皇陛下侮辱発言などがあり、それが大きく影響していると思われます。
対中感情が良くない中で、中国国家主席を国賓として招くのはいかがなものかと思います。この調査で、ひとつ残念なのは、台湾に対する親近感を調査していないことです。もし、調査を行っていたのならば、台湾に対して、親しみを感じると答える人は、7割を超えるのではないでしょうか。
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