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安倍首相「国賓来日、極めて重視」 中国国家主席との会談で......またまた中国に媚びる安倍首相

【北京=原川貴郎】安倍晋三首相は23日午後(日本時間同)、北京の人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談し、来年4月で調整している習氏の国賓来日に向け準備を進めることで一致した。
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首相は会談で、習氏の国賓来日について「極めて重視している」と強調した上で「日中関係を次なる高みに引き上げ、地域の平和、安定、繁栄に大きな責任を有する両国がしっかり責任を果たしていく決意を明確に内外に示したい」と述べた。
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引用元:首相、習主席来日時に日中新文書発表を示唆 首脳会談で尖閣自制も要求 - 産経ニュース


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所見

会談では、一応、ウイグルなどの人権問題や中国公船の尖閣諸島への領海侵入などに触れたようですが、単なるポーズに過ぎないと思います。

ウイグルなどの人権問題や尖閣諸島への領海侵入を大きく問題視するならば、国賓で呼ぼうとはしないと思います。

さらに言えば、アメリカと中国は、激しく対立しています。そんな中、中国に急接近するようならば、アメリカの不信を買うのではないか思っています。二股外交まがいのことをやって、うまくいくはずがありません。下手をすれば、米中両方から相手にされなくなることもありうると思います。

中国がアメリカと激しく対立する中、中国が日本との関係を改善しようとしていることをうまく利用したいのかもしれません。しかしながら、今、中国は、ウイグルの人権問題で欧米諸国を中心に日増しに非難が強まりつつあります。また、香港デモ絡みでも、重大な人権侵害が報道されたり、または、今後、起きるのではないかと懸念されています。

中国国家主席が、日本を訪問し、首脳会談するだけならまだしも、天皇陛下と会われることについて、大変危惧しております。ウイグル問題が21世紀のホロコーストと騒がれるようになった時、天皇陛下並びに日本国の評価が著しく下がることが十分に考えられます。

なぜ、安倍首相は、中国国家主席国賓で呼びたがるのかがわかりません。

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