雪風

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大阪市がヘイトスピーチ初の氏名公表......ヘイト認定過程の透明性を高めて欲しい・・・

大阪市は27日、市条例に定めるヘイトスピーチ(憎悪表現)に認定した市内の街宣活動など2件について、実行者2人の氏名を市のホームページ上で公表した。
            (略)
引用元:大阪市がヘイトスピーチ初の氏名公表 - 産経ニュース

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所見

大阪市が、いわゆるヘイトスピーチ条例に基づき、街宣活動やネット上での表現をヘイトスピーチと認定し、氏名を公表しました。

大阪市の報道資料諮問書を見ると、どのような表現が対象になったかがわかります。しかし、報道資料や諮問書を見ると、表現全体の一部分を抜き出しているように思え、、それをヘイトスピーチであると示しているに過ぎず、表現全体を示していません。

例えば、街宣活動において、「〇〇人出ていけ!」というスピーチがあったとしても、そのスピーチの前に、演説者を罵るようなヤジがあったのならば、売り言葉に買い言葉ということも考えられます。

審議会はほとんど非公開で行われている模様で、非公開の場合は、議事録を取らなくて良いという規定になっているようです。これでは、ヘイトスピーチ認定の過程を検証することができず、密室で裁判を行っていると批判されても致し方ないのではないでしょうか?

また、審議会の恣意的な運用を防ぐ意味でも、大阪市に対し、申し入れのあった件数や、大阪市が申し入れを受け付けた件数、受け付けなかった件数なども公開し、もっと透明性を高めるべきではないでしょうか(公表しているかもしれませんが、探した限り見当たらない)。


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