和牛受精卵不正輸出事件 元畜産業の男に有罪
和牛の受精卵が中国に不正輸出された事件で、持ち出した男らに受精卵を提供したとして、家畜伝染病予防法違反ほう助罪などに問われた元畜産業の松平哲幸被告(70)=徳島県吉野川市=の判決が25日、大阪地裁であった。増田啓祐裁判長は懲役1年、執行猶予3年、追徴金473万円(求刑懲役1年2月、追徴金473万円)を言い渡した。
(略)
引用元:元畜産業の男に有罪 和牛受精卵不正輸出―大阪地裁:時事ドットコム
関連記事:新品種のいちごの苗、佐賀県職員が流出させる - 雪風
所見
和牛の受精卵・精子を中国へ流出させていた事件の裁判です。被告の男に有罪が言い渡されました。
この後、判決を不服として、控訴するのかどうかはわかりませんが、家畜や農産物の受精卵や種子などの海外流出を防ぐためにも、刑を課すことは必要なことかもしれません。
海外への流出が相次ぐようになると、日本の特産品が売れなくなり、農業・畜産業に大きなダメージを与えることになります。
この事件を受けて、 農林水産省は、流出を防止するために流通記録の義務化をする方針のようです。遅すぎるようにも思えますが、一刻も早く義務化してほしいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリックよろしくお願いします