雪風

政治や経済に関するニュース等について、 私見を書き綴っています

子供を待機児童にしたい保護者達

【「保育園落ちてもいい」親たち。待機児童の一方で「不承諾通知」歓迎と内定辞退続出の訳】の要約

「保育園落ちてもいい」親たち。待機児童の一方で「不承諾通知」歓迎と内定辞退続出の訳 | BUSINESS INSIDER JAPANより

  1. 自治体から、保育園に入れなかったという「不承諾通知」を会社に提出すれば、法律により育児休業は最長で2年まで(2017年10月以降)延長される(育休を延長しても、賃金の67%(6か月後から50%)に相当する育児休業給付がハローワークから支給される)。

  2. だから、子育てをしながら働くのが嫌な保護者は、自分の子供が待機児童になることを狙っている

  3. 世田谷区では、「不承諾通知(入園待機通知書)」の取得が目的と想定される保護者が、最大で年間190人程度いると推定する。

  4. 複数園の申し込みが可能な入園申込書に、1園のみしか書かなかったり、入園内定通知を出しても辞退をしたりするのが、その根拠だ。

  5. 一人が内定辞退をしてしまうと、本当はそこの保育園に入れた人が入ることができず、他の多くの人も内定先が変わってしまった可能性がある。結果的に、入れなかった保護者が追加募集に応募しなければならなくなるなどの弊害が生まれる。

  6. 「不承諾通知が欲しいなんてけしからん」という反応は容易に想像できるが、保護者たちが罪悪感を覚えつつもそういう選択をせざるをえない、復帰後の過酷なワークスタイルが現に存在することに、もっと目を向けてほしい

 

所見

自分の子供を待機児童にすることを狙っている保護者がいることに驚きましたし、このような現状があることを初めて知りました。小さな子供の子育てをしながら、働くのはさぞかし大変かと思います。


ですが、育児休暇の延長をわざと狙うのは、制度の悪用です。記事にもある通り、他の子供を保育園に入園させたい保護者や自治体の迷惑になります。気持ちはわかりますが、このような制度の悪用はやめるべきだと思いました。

 
記事を読んでいた感じたことですが、育児休暇の延長をわざと狙う保護者によって、保育園入園を望む保護者達や自治体の迷惑になることに触れながら、育児休暇の延長を狙う保護者達をほとんど批判せずに、擁護する論調はいかがなものかと思いました


もし、私が同様の記事を書こうとするならば(私にそのような能力はありませんが)、育児休暇の延長を狙う保護者の気持ちを理解しつつ、保育園入園を望む保護者達や自治体の迷惑になるから、そのような行為はやめるべきとし、最後に子育てと仕事の両立について社会全体で議論していきましょうという論調にします。

育児休暇の延長をわざと狙う保護者が増えてしまっては、いろいろな組織・人たちにさらなる迷惑がかかるのは目に見えているからです。