雪風

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日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ

掛谷英紀コラム 日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ」

日本人が知らない北米左翼の恐ろしさより

 

  1. 今年1月、バージニア州ニューヨーク州で出産直前までの中絶のハードルを下げる法案が通った。そこで議論になったのが、中絶手術に失敗して生きたまま出てきた場合はどうするかということである。左翼運動家たちは、その場合は殺していいということまで言い出している
  2. 日本では文系の大学教授の左傾化が顕著だが、これは世界共通の現象である。北米も例外ではない。
  3. オタワ大学のジャニス・フィアメンゴ教授は、左翼教授たちの恐ろしさを示す貴重な証言を行った。2001年の9.11同時多発テロの祭、周りの教授たちはいかにも嬉しそうで、満足気だったというのである。実際、テロが起きた直後に出くわした同僚は彼女の前で「ざまあみろ」と言ったそうである。
  4. つい最近も、左翼系のインターネット番組のコメンテータ、ハサン・パイカーが「アメリカにとって9.11は当然の報いだ」と自らのネット配信動画で語ったことが話題になった。
  5. 米国にはアンティファと呼ばれる集団がある。C.R.A.C.(元レイシストしばき隊)の米国版というと分かりやすい。アンティファは保守系の人間が大学で講演会をすると聞くと、その大学のキャンパスに押しかけて妨害するなどの活動を繰り返す。
  6. 最近は、活動が過激化しており、今年6月には、オレゴン州ポートランドでアンティファを取材していたフリージャーナリストのアンディ・ノーが激しい暴力を受け、集中治療室に運ばれるほどの大けがを負う事件が起きた。ポートランドはアンティファの主要拠点の一つであり、警察も手を出せないほどの状況になっている。
  7. 左翼は、社会的弱者やマイノリティの味方であると自称する。しかし、それが欺瞞であることは昔も今も変わりない。現実には、彼らは自分の政治イデオロギーに都合のいい弱者やマイノリティしか保護しない自分に都合の悪い弱者は容赦なく潰す
  8. 実際、自分の邪魔になる新生児は殺していいと平気で言う。9.11同時多発テロを喜ぶ。被害者のことなど全く顧みない。性的マイノリティや人種マイノリティであっても、左翼イデオロギーに従わないものには容赦しない。
  9. 左翼運動に騙されないために必要なことは、彼らが何を言っているかではなく、何をやっているかに注目すること。弱者の味方を語るが、現実には自分に従わない弱者には敵対する。多様性が大事だと言うが、左翼イデオロギーに従わない人の言論は弾圧する。そうした行動に着目すれば、左翼中核層が目指すものは全てが自分の思い通りに動く独裁的な社会であることに気づくはずである。

 
左翼中核層:
社会を憎み、それを破壊することを目指す人たち。見せかけの理想を掲げて活動を興し、その活動が社会の破壊に結びつくよう巧みに制御する。良心は無いが知的レベルは高い。

 

関連記事:左翼に騙されるな.......共産主義国が何をしたか思い起こせ - 雪風

 

所見

「なぜ人は、共産主義に騙されるのか」に続く、掛谷英紀氏のコラムです。「なぜ人は、共産主義に騙されるのか」では、共産主義者たちが、どのような人たちで構成され、美辞麗句を並べても、目的は、自分たちの国の破壊し、自らが独裁政治を行うことを目論んでいると指摘しています。

「日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ」も「なぜ人は、共産主義に騙されるのか」と同様、とても興味深いコラムなので、ぜひ、コラムを一読することをオススメします。

左翼・右翼ともに、気に入らない相手の発言を暴力でねじ伏せる団体はあると思います。しかし、近年は、右翼よりもリベラル称する左翼による言論弾圧が、過激になっているように感じます。例えば、日本第一党の演説を妨害したり、衆議院議員の杉田水脈氏の演説を妨害するさまは、見るに堪えません。

アメリカでは、日本より、左翼の活動が過激になっているようで、ジャーナリストを集中治療室に運ばれるほどの大怪我を負わせたり、警察が手を出せなくなっている左翼の拠点もあるようで、驚きです。

ひとつ疑問なのが、文系大学教授の世界的な左傾化の原因です。掛谷英紀氏によると、理工系に携わる人々は、失敗したら、その原因を徹底的に究明し、改善する姿勢を持っており、ソ連・東欧・ベネズエラなど数々の失敗を繰り返している共産主義思想に、はまる人は少ないと述べています。

そういったことから、理工系の人は、共産主義思想に染まりにくいのかもしれません。しかし、一般的に大学教授ともなれば、社会の中では、成功者の部類に属し、資本主義社会の恩恵を受けていると思います。それにもかからわず、文系大学教授の左傾化が顕著なのは、中国共産党の工作活動などの外的要因も大きいのではないでしょうか

アメリカの大学に多く設置されている孔子学院は、中国共産党プロパガンダを行っているとされ、資金提供などを通じて、大学への一定の影響力を有しているという可能性も考えられます。

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