５月４日に発射した北朝鮮ミサイル、迎撃困難なミサイルか
【ソウル=山田健一、ワシントン=永沢毅】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、朝鮮人民軍が4日実施した「火力攻撃訓練」を金正恩（キム・ジョンウン）委員長が現地指導したと伝えた。
（略）
韓国の聯合ニュースは5日、写真の兵器が「ロシアの短距離弾道ミサイル『イスカンデル』に似ている」とする韓国の軍事専門家の見解を紹介した。 （略）
引用元：北朝鮮の飛翔体、米韓分析急ぐ 国連決議違反の恐れも （写真=共同） :日本経済新聞
※イスカンデル：
飛行中、ミサイルは弾道ミサイルより低い軌道を取り、飛行最終段階には回避行動を行い、ミサイル防衛システムをかいくぐるため囮を放出する（ウィキペディアより）
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所見
北朝鮮が、５月４日に発射した短距離弾道ミサイルが、ロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」ではないかという指摘がなされました。イスカンデルはミサイル防衛システムをかいくぐる能力があるようです。
射程は、５００ｋｍで、北朝鮮から発射した場合、日本には届かないようです。いずれ、射程を伸ばしたものを配置する可能性もあると思います。これに対応するため、日本も、敵国に届くミサイルを配備する必要があると思います。ミサイル防衛システムを構築するよりも、敵国に届くミサイルを大量に配備したほうが安上がりなような気がします。
個人的な憶測ですが、北朝鮮独自にイスカンデルをコピーしたとは思えず、ロシアが手引きしていると思っています。アメリカとはシリア・ベネズエラなどで揉めているので、アメリカを揺さぶる目的で、イスカンデルを供与した可能性があると思います。
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